管理栄養士の考えるファストフードが体に与える影響

コロナで加速するリモートワーク。

長居がしやすく、集中でき、好きなときに空腹を満たせる。

そんなファストフードレストランを自分のリモートワークの職場としてチョイスする人はこれから更に増えていくかもしれない。

アスリートはどうだろうか。

その気軽さ故、足を運んでしまう人が少なからずいるのではないでしょうか。

そんなファストフードレストランで提供される食事に対して、過去いくつもの論文が

体に悪い影響を与える

と発表しています。

今回はアスリートを支える管理栄養士の目線から、ファストフードでの食事について書いていこうと思います。

なぜ、ジャンクフードは体に良くないのか

まず、どうしてジャンクフードが体に良くないのかを考えます。

基本的にジャンクフードは栄養バランスが良くなく、脂質、砂糖、塩が超過しています。

上記だけでも体への影響が悪いことは明白ですが、保存料等他にも多くの材料が含まれています。

ただし、ジャンクフードだから体に悪いという考えではありません。

問題は脂質、砂糖、塩等の超過です。ジャンクフードだろうがそうでなかろうがこれらが超過するのであれば体には悪いです。

数多くの選び方ができるファストフードレストランでは、例えばサイドメニューを野菜に変更することも可能です。

つまりジャンクフードではない脂質の超過した食事よりも、選び方によってはヘルシーな選択もできるのが実際です。

しかしながら、健康的な食事を摂取するためにファストフードレストランに行く人はいません。なぜならもっとヘルシーな食事ができる場所は沢山あるからです。

ジュースが飲みたい、ポテトが食べたい、そういった欲望を満たすために行く人が殆どでしょう。

エネルギーを沢山摂取する分にはアスリートは問題ありません。むしろ人並みより多くのエネルギーを必要とするアスリートにとっては手軽ですらあるかもしれません。

ただ、普段からいわゆる゛健康的な食事゛を心掛けているアスリートのパフォーマンスは向上するという研究結果が有る通り、ジャンクフードよりも体に良い影響を与える食事は沢山あります。

せっかく同じ回数の食事を摂るのであれば、やはりより自分の体のためになる選択をして頂きたいと思います。

長期的な影響

ジャンクフードは脂質、砂糖、塩等の超過に加えて食物繊維を代表に足りない栄養素も多くあります。

インスリン抵抗性、そこから起因する糖尿病、高血圧に心疾患、数えればきりがないほどの悪影響を与えます。

このような病気の面でもそうですが、若者に関して言えば例えば料理の知識、栄養の知識、自分で調理する機会の低下にも繋がります。

アスリートにとって、正しい食事の知識の欠陥は大きな問題になります。正しい食事の選択、正しい栄養の知識ができるようになるためにもファストフードレストランでの食事は控えるべきと言えるでしょう。

短期的な影響

人は、その日の最初の食事に砂糖を多く含んだ食事を摂取すると低糖の食事を摂取した場合よりも次の食事で空腹を感じるようになります。

また、高い塩分を含む食事を摂取することで普段より多くの水分を摂取してしまう可能性もあります。

アスリートにとって適切な水分摂取はとても大切です。

競技に影響を出さないためにも塩分を含む食事の摂取には気をつけなければいけません。

アスリートのファストフードとの付き合い方

書いてきた通り、アスリートだけでなく全ての人にとって摂取を控えるべきである事は言うまでもありません。

しかしながら、完全に断ち切る事は不可能だとも思います。

また、我慢することも体にはよろしくないです。食事にはストレスを軽減する効果もあることから、ストイックすぎる食事管理が良くない方向に進む可能性もあります。

我慢は程々にしつつ、普段から健康的な食事を摂取する事が一番だと思います。

世の中には健康的で美味しい食べ物が数え切れないほど存在します。1日に3度ある食事とはいえ、限りがあります。少しでも多く、美味しく、健康的な食事を摂取し、心身ともに健康であることがアスリートのパフォーマンスの向上に繋がるのではないかと思います。

この記事が、少しでもアスリートの食生活に影響を与えられたら嬉しい限りです。

自分の体は、自分で管理できるようになりましょう。

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